Meaning of "ノミナリズム" in the Japanese dictionary

PRONUNCIATION OF ノミナリズム IN JAPANESE

のみなりずむ

ノミナリズム

nominarizumu

WHAT DOES ノミナリズム MEAN IN JAPANESE?

Nominal theory

唯名論

Nominalism (Nominalism) is one position in the universal controversy of the medieval Western Europe. In Scholastic philosophy, there is a debate (universal controversy) as to whether "human", "dog" or "rose" etc exists as a form existence as a concept of kind, while nominalism means that the concept of class does not exist answered. The standpoint of nominalism is that the concept of a kind (universal concept) exists as a name, the real existence is not the form (form) of the concept of a kind but a concrete individual (race), that is, I thought that it was human beings, dogs and roses. The idea for this was a philosophy (realism), and it was assumed that concepts such as "rose" and "cat" exist as forms. ...

唯名論（ゆいめいろん、Nominalism）とは、中世西欧の普遍論争における一方の立場である。スコラ哲学において、「人間」とか「イヌ」あるいは「薔薇」などは、類の概念として形相存在として実在するのかどうかという議論（普遍論争）があり、これに対し唯名論は、類の概念は実在しないと答えた。 唯名論の立場は、類の概念（普遍概念）は、名前として存在するのであり、実在するのは類の概念の形相（フォルマ）ではなく、具体的な個物（レース）、つまり個々の具体的な人間やイヌや薔薇であると考えた。これに対する考えが実念論（実在論）で、「薔薇」とか「ネコ」などの類の概念が形相として実在するとした。...

Definition of ノミナリズム in the Japanese dictionary

Nominalism 【nominalism】 Nominal opinion \u0026 thinsp; (ゆ い め ろ ろ ん) \u0026 thinsp;

ノミナリズム【nominalism】 唯名論 (ゆいめいろん) 

TRANSLATION OF ノミナリズム

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10 JAPANESE BOOKS RELATING TO «ノミナリズム»

Discover the use of ノミナリズム in the following bibliographical selection. Books relating to ノミナリズム and brief extracts from same to provide context of its use in Japanese literature.

Kenkyū nenpō - 第 14 巻 - 409 ページ

ノミナリズムを打ち破る私の計画は単純でもなければ 63 いうことを示唆している。いわばそれは論争的に展開されているといえよう。パ—ス論文集から全体的に受ける印んらのことはパースの実在論が体系的な理論であるというよりも多面的なノミナリズム批判 ...

Gakushūin Daigaku. Bungakubu, 1967

哲学の歴史 - 第 17 巻 - 37 ページ

この戦いを克服し、信仰のみによる義認という確信をみずからのものとしたルターは、当然、ノミナリズムのうち-とりわけ、神の恩恵から独立に人間の自由意志によって行なわれうる功績、という側面を徹底的な批判にさらさないではおかない。今日『スコラ神学 ...

服部英次郎, ‎藤沢令夫, 1969

アメリカ社会学の展開 - 97 ページ

プラグマティズムには二つの流れが存在し、ノミナリズムとリアリズムがある。そして、ジエ—ムスとデュ"ィは個人主義的志向を強く有し、生物学的で、また主観主義的色彩が強いのでノミナリストとして性格づけられるが、パ I スとミードの思考は社会中心主莪で ...

船津衛, 1999

個体論の崩壊と形成: 近世哲学における「個体」の研究 - 2 ページ

ョ XI833 目ュミさ)この概念に関係させる」( ^ 194 〕認識論 I 超越論的論理学 I を構想する点において、ノミナリズムの嫡流であるイギリス経験論に対しても批判的である。よく知られているように因果律に対するカントとヒュームの相違( ^ 1270 にこのことが如実に ...

青木茂, 1983

森有正記念論文集: 経験の水位から - 122 ページ

しかしデカルトその人が、また彼の哲学そのものが、ノミナリズムを本質とするものではないことは、これまた明白である。「神の本体論的証明」に賭けたデカルトの全営為は、中世全時期を通じての普遍論争におけるノミナリズムとリアリズムの対立を揚棄しようと ...

森有正, ‎中川秀恭, 1980

言葉と悲劇 - 287 ページ

リアリズム(実在論)とノミナリズム(唯名論)の争いです。リアリズムといっても、中世のリアリズムというのは今のリアリズムとは違います。普遍的なものが実体だという考え方です。たとえば、机なら机という概念(イデア)がある。それがたまたま個々の机として現れ ...

柄谷行人, 1993

坂部恵集: 思想史の余白に - 53 ページ

神を意志としてみる主意主義的な神観、そこからする啓示の書物としての聖書の重視などは、ルターがまぎれもなくノミナリズムから受け継いだものにほかならない-ノミナリズムの世界に深く沈潜し、そこから多くをみずからのものとしたということは、しかし、無論、 ...

坂部恵, 2006

期待と回想 - 第 1 巻 - 110 ページ

実念論の行きグマティズムが出たとき、これはノミナリズムだという説があった。それは一つの解釈でしょうノミナリズムは中世を貫いて流れるから、いろんなタイプのノミナリズムがあるんです。プラな?」というのが私のノミナライゼーション。近い。「私は人間である。

鶴見俊輔, 1997

近代政治原理成立史序說 - 33 ページ

まず中世初頭におけるノミナリズムとリアリズム、クリスト教的神政理念とァリストテレス主義との閫争は、ゲルマン世界の身分制的秩序の安定を契機として、一旦トマスにおける後者に傾斜した調和、統一にもたらされる。けれどもこのような身分制的秩序の「 ...

福田歓一, 1971

價値 - 47 ページ

が情緒を呼びおこすだけであって、いかなる指示対象をももたないと主張した。こうした立場ははっきりと価値ノミナリズムと呼んでよいであろう。というのも、彼らにいわせれば、すべての価値語は& : 1I615V6I . 1 ; 6I ^ (まがいの語)であり、価値語を含むすべての ...

粟田賢三, ‎上山春平, 1968