"エリウゲナ"辞典での日本語の意味

エリウゲナの発音

えりうげな

エリウゲナ

eriugena

日本語でエリウゲナはどんな意味ですか？

エリウゲナ

エリウゲナ（Johannes Scotus Eriugena 810年? - 877年?）は、9世紀の神学者、哲学者。古代ギリシャ・ローマの諸学問に通じ、西フランク王国のシャルル2世の招きで宮廷学校長となってカロリング朝ルネサンス発展の一翼を担う。神学と哲学の一致を主張して総合的な思想体系を構築し、スコラ学の先駆者として位置づけられている。ヨハネス・スコトゥス、ヨハネス・スコトゥス・エリウゲナとも呼ばれる。ちなみに「エリウゲナ」とはアイルランド人という意味で彼のあだ名である。 1976年から発行されていたアイルランドの5ポンド紙幣に肖像が使用されていた。...

日本語辞典でのエリウゲナの定義

エリウゲナ【Johannes Scotus Eriugena】 ［810ころ～877ころ］アイルランド生まれの神学者・哲学者。スコラ学の先駆者。新プラトン学派の流れをくみ、中世神秘主義に影響を与えた。著「予定論」「自然区分論」。

エリウゲナの翻訳

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«エリウゲナ»に関連する日本語の本

以下の図書目録からエリウゲナの使いかたを見つけましょう。エリウゲナに関する本と日本語文献で使われた文脈を提供するための簡単な抜粋文。

哲学の歴史 - 第 16 巻 - 315 ページ

いうまでもなくアルクインの主導によるものであるが、やがてスコトゥス^エリウゲナ 00118563 88 さ 8 : 6 : 1111821 や 0810 - 0 ? 877 〕の登場を見、中世最初の独創的哲学体系の樹立者として、アルクインが文法的、文学的領域で演じた役割を哲学の領域で ...

服部英次郎, ‎藤沢令夫, 1968

坂部恵集: 日本への視線, 思考の文体 - 381 ページ

エリウゲナも空海も、ハイブリッドでかつきわめて精緻に洗練されたインテレクチュアル向きの思弁をよくするが、しかし、民衆の霊性に深く根ざし、それと還流する側面がないではない多面的な影響力を後世にまでおよぼした思想家である。この両者のうち、 ...

坂部恵, 2006

岩波講座 「帝国」日本の学知 - 86 ページ

山室信一, 2006

日本近代思想史序說: 明治期前篇 - 93 ページ

エリウゲナといわれてきた)がおり、その後イングランドでは十一世紀末カンタベリ—大司教をつとめたアンセルムスがひときわ名髙く、十三世紀ともなれば、ォックスフォ I ド大学の創始者ロバ 1 - ^ ,グロステスト、その弟子で、数学的方法と実験とを結合して自然 ...

岩崎允胤, 2002

Daigaku no kigen - 第 1 巻 - 48 ページ

持つことを否定しながら、しかも膂遍の実在を認めたペリパトス学派- ; : ;見解に、依拠したと考えられる。また、エリウゲナのすぐ後につづいた正統派弁証家の多くも、主として、ペリパトス派的タイプの論理的立場を採り、ただ、神学と哲学の領域に、鋭い一線を II ...

Hastings Rashdall, 1968

教育改造論・自由教育論 - 136 ページ

エリウゲナの四元の第一と第四の境四神祕、直覚の力である。エックハルト、べ I メらの神秘哲学者の見方、近代のシヱリング、現代のベルグソンらの哲学はみなこれである。インドのヴヱ I ダ哲学やギリシアのプロチンの見方や、中世のエリウゲナ、トマス.

小原国芳, 1980

日本の哲学 - 第 1 号 - 49 ページ

自覚はいまや単に、無限な自己発展ないし自己創造の働きとしてではなく、いっさいの働きのなかに入り来たらない基体が、自己の中に自己を映し、自己を見るという構造において捉え直されている。五スコトウス,エリウゲナとプロチノス西田がアリストテレスの「 ...

日本哲学史フォーラム, 2000

井筒俊彦著作集: - 第 1 巻 - 155 ページ

例えばかのスコトス,エリウゲナが、「自然」を四つの種に分って、「創造して創造されない自然」( ! ^ミ! ! ! . " 01136 2.631 61 303 01.631 : 1119 、「創造されて創造する自然」( 23 ^ ; ^ II . 3 0^^^ 61 0.630 、「創造されて創造しない自然」( ! ^ &さ! . " 01126 0.634!1' ...

井筒俊彦, 1991

知の座標軸: 日本における哲学の形成とその可能性 - 196 ページ

藤田正勝, 2000

哲学の立場: 人間・自然・神 - 239 ページ

... 頃~ 263 頃) 29 イエス,キリスト死^ 0x ^ / ^ ( 205 ~ 270 【ェネアデス』中 7 ^グスティヌスぽトぬ。)ぐ教)『告白』ひ^ ! ! ) 395 0 ~マ帝国分裂 6 ―ス 1 | ~トス,エリウゲナ( 8I0 ~ 877 )〔ス〕 476 西ひ-マ帝国滅亡世 I "自然の区分』^カ 〔マ行〕有用性ュ一モア 175,178.

三井善止, 1990

用語«エリウゲナ»を含むニュース項目

国内外の報道機関が語った内容や、次のニュース項目の文脈からエリウゲナという用語がどのように使われているかを調べてみましょう。

現代人を迷わす哀れな科学哲学者・高橋昌一郎氏と週刊新潮

こうした奇跡、霊・神秘現象についても、高橋氏は頭ごなしに否定すべきではないだろう。なぜなら、諸学問の始まりは、宗教的な真実を頭ごなしに否定せず、さらに深く探究しようとする試みであるからだ。西洋の大学も、元をたどればエリウゲナやトマス・アキナス ... «ザ・リバティWeb, 7月 15»