日本語でしょくにん‐うたあわせはどんな意味ですか？
日本語辞典でのしょくにん‐うたあわせの定義
しょくにん‐うたあわせ【職人歌合（わ）せ】 歌合わせの一。大工・鍛冶 (かじ) などの職人の生態を主題とした狂歌ふうの和歌を、歌合わせの形式にして、その優劣を論じたもの。
«しょくにん‐うたあわせ»に関連する日本語の本
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しょくにん‐うたあわせに関する本と日本語文献で使われた文脈を提供するための簡単な抜粋文。
4 職人歌合の構造 I 和歌と図像さて、職人歌合がうまれる社会的な背景についてはこのくらいにしておきまして、専門ではないので的はずれなところがあると思いますが、職人歌合の重要な要素である「歌合」について少しふれておきます。 16 合という形式職人 ...
中世の職人群像 岩崎佳枝 「鍛冶」の歌、「番匠」の歌といっても、もちろん、その道々にはげむ職人たちが詠吟したものではいる。であり、「花」と「述懐」とするものもある。引用した「鍛冶」「番匠」の歌は、「月」を詠題として「職人歌合」とは、「職人」たちが左右に ...
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日本歴史大辞典 - 第 10 巻 - 9 ページ
90 元男)しよくにんうたあわせ職人歌合" ^ ; ; ^「安斎随筆」後編に「一職人歌合絵九品建保職人歌合、二条良某公職人歌合、甘露寺親長卿職人歌合、勧進職人歌合、菅家職人歌合、一条禅閤職人歌合、烏丸光広職人歌合,後水尾院職人歌合、無名職人歌合、 ...
Tatsuya Naramoto, 河出書房,
1956
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岩波講座日本文学史 - 第 6 巻 - 230 ページ
久保田淳 230 『三十一一番職人歌合』が明応三年(一四九四)頃、「七十一番職人歌合』が明応九年から翌一〇年にかけての成立とはない。これらと『鶴岡放生会職人歌合』が、鎌倉期の成立と見られ、あとの二者は岩崎佳枝の研究によれば、(ニニ四)秋の九月 ...
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日本の中世 3 異郷を結ぶ商人と職人 - 74 ページ
... がないため、仕事を求めて各地を歩き回る点通歴する職人と身分しておらず、職人として意識される職種も、手工業者のみではなかったのである。ここに集まった人々は「道々の者」「道の細工」などと呼ばれており、「職人」という言葉は定着歌合を催したとある。
うたあわせ室町時代の職人や商人の姿を描いたものに『七十一番職人歌合』という貴重な絵画資料があります。この『七十一番職人歌合』の中には、当時、行われていた魚売り、酒売り、餅売り、米売り、一麺じ土掘り(註=麹は醤油や味噌をつくるために用いる ...
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日本の歴史 - 第 21 巻 - 32 ページ
児玉幸多, 井上光貞, 永原慶二 3 2 そして、さきに列記した『庭訓往来』にみえる約八〇の職種のうちの六〇種近くが、『七十一番職人まうものもあるけれども、およそは漸次追加されてその数をましたのである。歌合』以来あげられていた博打(ばくち)が『七十一番』 ...
匠(たくみ)の技(わざ)職人とは、おもに手先のわざで物を作る職業の人たちである。また、職人特有の、粗野で一途になる傾向はあるが、実直でさっぱりした性格を、職人気質といった。『職人歌合わせ』というのがあり、大工、鍛治など七一種の職人の世相を詠んだ ...
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日本の民俗 11: 物づくりと技 - 2 ページ
物づくりと技 三田村佳子, 宮本八惠子, 宇田哲雄 2 さきに述べた「職人歌合」に描かれた職人には、現在では違和感を感じるいろいろな職業中世の職人—「職人歌合」にみる職人法制的にも「諸職人」「職人」「職方」というように定着した歴史的用語となった。
三田村佳子, 宮本八惠子, 宇田哲雄,
2008
... ものであり、けっしてそれだけで完結するようなものではなかった。考古学以外の事例を若干あげておこう。しょくにんうたあわせしょくのうみんいわゆる職人歌合には、多種多様な職能民が登場することを思い出しておこう。そのなかには、『東北院職人歌合』に「 ...