«やつ‐ばら»に関連する日本語の本
以下の図書目録から
やつ‐ばらの使いかたを見つけましょう。
やつ‐ばらに関する本と日本語文献で使われた文脈を提供するための簡単な抜粋文。
悪七兵衛景清が申しけるは、「中坂東のやつばらは、馬に乗りてこそロはきき候ふとも、船のうちにはいつ調練し候ふべき。魚の木にのぼりたる様にこそ候はんずれ。されば、しやつばら、一々に取つて海につけ候はん」とぞ申しける。越中の次郎兵衛申しけるは、「 ...
うろんやつばらつろやつばらー胡乱な奴輩がおる... ...ーほどしずわ信長は、ゆったりとした動作で、虎の行騰の紐を解き、足を抜いて後輪に掛け、太刀をぐっと引きつけた。さぬ丁度その時であった。小袖に衣と市女笠をかぶった女たちが、足軽の前を通りかかった ...
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今昔物語集 - 第 38 巻 - 104 ページ
只其ニテ下セ」ト云へドモやつばらあなかたじけいひみみき 3 いれさこのでんがく穴忝ナヤ」ト云テ、耳二モ不聞入ズ。然テ、此田楽ノ奴原ハ、馬ノ左右ニ烈シッ、、次キテ遊ビテ入ル。郡司云へよつかう 1 つおのれら「吉ク仕レ、己等」つづみうものみたりむままへ ...
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時代別国語大辞典: 室町時代編 - 第 5 巻 - 54 ページ
前後ノ敵二、- 51 字、八花カタ二切テマハリ」(応仁別記)「西からひがし、北からみなみ、くもで、かくなは、± ^字、八はながたといふ物に、わりたて、おむまはして、さむざむにきってまはる」(幸若 I !烏帽子折)やつばら【奴原〕「奴」の複数形。人人を卑しめて言う語。
三省堂 (Chiyoda-ku, Tokyo, Japan). 室町時代語辞典編修委員会,
2001
と:つの、やつばら、こらへかねハの軍勢を、まねきよせ。ー揆のやつばら。けいばつの、かくてハ、ことゆくべきに、あらざれバ。まづ、りん国さても、上使の評定にハ。をの/ , ^東西へ帰城せしむ。募重旨、上聞にたつし。御暇給つて。夜を日に、ついで-家。あま草の ...
彼の国の奴ばらは、守るべき土地を持ってはおり中さん。一族はあっても、家、というものもないのじゃ」「土地を持っておらん、だと?」「さよう。そもそも、田畑を耕すということがなくての。奴ばらにとって最も大事なものは、羊や馬、らくだと申す馬よりも大きな動物 ...
それなのに、この鹿皮鬼の奴は、どうも勘違いして、おりゃを徳川方の裏切者扱いして、ばかにしくさって居る。武田の軍勢のやつばらが、みんな、こいつみてえな考え方をしていやがるなら、いくら二百貫取りに出世しても、裏切者扱いされて、藤日を、しょっちゅうき ...
あかじにしき>れんかんよろい\ >さんしやつか>し\、>ししひかわきゆうせん\朱地錦の百花戦砲を着たうえに、連環の鎧を着かさね、髪は三叉に束ね、紫金冠をいただき、獅子皮の革に弓節をか ... やつばら「やあ、口ほどもないぞ、寄手の奴輩、呂布これにあり。
服部之總 365 ?ぉ信尼文#第一通 御殿奉公に出たものである。後世のごとく年季を何年と限ったものか、いくらの身代金額であった書第一通から算えて十いくねんまえに I 寛元元年の親驚証文の何年かまえに— —身代金をとってこの「やつばら」を老母から ...
... だ女下人を彼女は「は-め」(母奴)とも呼んでいる。「いずも」という名の下人がいとばは彼女の手紙のなかでは、ほかにも二回出てくるし、「やつ」ということばも使われている。話のやけることだと言うのである。下人を指して「やつばら」ということばを使っている。
用語«やつ‐ばら»を含むニュース項目
国内外の報道機関が語った内容や、次のニュース項目の文脈から
やつ‐ばらという用語がどのように使われているかを調べてみましょう。
黒田官兵衛と島津氏・上
野上表へ中納言（豊臣秀長）が着陣次第、小早川隆景と相談して、毛利勢や宇喜多秀家に 砦 〔 とりで 〕 や山の要害を築かせ、少しも落ち度がないように堅く命じ、薩摩の 奴原 〔 やつばら 〕 が撤退できないように引き留めておくように」 秀吉は官兵衛に弟・秀長の ... «南日本新聞, 4月 14»