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阿野國は伊勢の【紹】草蔭とは草ごもりし荒れたるをいふにて荒蘭とは裱けたるか。倭姫命世紀にゃ隧阿野^といふをむかへて安扠は荒野なるべし。安奴奈のなはの又ぬに通へば安奴はその地の名として安奴の野といへるならむ。なり。卷十四の耿『くさかげの安 ...
のむぎ色や人の今之かるらむ」くさ・色さ自女盆。 ... 杖「ぐ引屯刮の抑化き本のざも」くさ色さ・の・ひれ日品杓此仁。十日の伸肖の ... 丼「くさづつみや天ひあら甘介すむやけえさ年か くさかげめ祝ゴ陰・羊の仁け再く杜りて、あれた石をわムより・あら丁かけてわム。
草かげにこもる。,拾遗-恋二.七六〇「草がくれかれにし水はぬるくとも結びし袖は今もかわかず《淸原元轄》」,後拾遗|恋一丄ハ一五「汲みて知る人もあらなむ夏山の木の下水は^がくれつつへ藤原長能, ,新後拾遠-冬.五二九「狩人のくるればかへる鈐の音に合せぬ ...
Nihon Daijiten Kankōkai, 日本大辞典刊行会, 1976
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ことばへの道: 言語意識の存在論 - 213 ページ
野の道を散歩していて、ふと道端のくさむらに可隣な花をみとめて足をとめる。だれの注意をひくでもなく、ひっそりとくさかげにさく花。豆のなかまで、たしか矢箬草といったつけ。「やはずそう」 II だれが、いつ、そう名づけたのか。葉脈のかたちが矢箬ににている ...
草雙紙^德川時代に行はれた平假名で記した所謂假名本,赤本,靑本,黑本,黄表紙^合卷物などで、即ち繪入本の短篇 ... 6 草の庵。祖 4 きのしる(草汁〕藪敏に雌黃をあはした樓の 0 ^ 4 さ 0 かりね〔草假寐〕くさまくら(草枕)に同じ。 4 さのかげ【草陰〕 0 ...
折口信夫 3447 安濃の里にみた昔の人が、思ふ人の許へ通ふ局に、切り開いた比道よ。安濃社夫が通はなくなつた局に、荒々しい草が茂つて立つたことだ。 3447 くさかげの安濃《アヌ》な行かむと懇重《は》りし道。安濃は行かずて、荒《アラ》草だちぬ 3446 ...
草の陰にてもなごりをしうやおもはれけむ。くさかげみやこに待人どもも、七もとな、つ候らん、又こそまゐり候はめとて、亡者にいとま申つ,、なく/ \そまつひと 0*4 まうじやはれみたまひ、亡魂尊靈もいかにうれしとおぼしけん。いましばらく念佛の功をもつむべう候へ ...
2 :気候や地形のため、草類だけが発育できる地形。草原帯。草原(くさはら)草が生えている原。草塌(くさば)草が生えている場。草陰(くさかげ)草の陰。草が生えている陰。草丈(くさたけ) ' ! )草の丈。 2 草の高さ。乾草(かんそう) : 1 乾かした草。な千し草のたとえ。
伊東静男はおのれの詩集「夏花」が透谷賞を与えられた時に「くさかげのなもなきはなになをいいしはじめのひとのこころをぞおもふ」と率直に喜んでいる。生徒に「乞食」と仇名をっけられた貧しい教師の生活にも希望が湧くのである。リルケの『マルテの手記』は ...
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