«ゆき‐なやみ» 관련 일본어 책
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今井上 II 作中和歌の領分 154 れる」とか、「「行き悩む」\「生き悩む」水と「澄む」\「住む」月という掛け言葉に用いられた擬人法のあり ... 今井論への批判を企図した吉岡氏にしても「ゆきなやみ」については「積極的に反対する材料数見受けられるにもかかわらず、 ...
浅野春江 129 第二章俊成と定家 (紫上は)、水とじ石間の水は流れかねており、たまった水に、空に出た澄んだ月の光がうっって〈訳〉鹏氷閉ぢいし間の水は行きなやみ空澄む月の影ぞながる、(槿)源氏物語の歌という意味である。で、人に知られぬ冬の音も凍っ ...
にしのうみあとたれしより神かきのまたちよかゝれ浪のしらゆふなをゆきて、らかむのてらを見むとて、さかしき山ちなれは、馬をはふもとの里にをき、かちよりしてゆきけれとも、またこむこともかたかるへし、よく見てきませと宮古人もいひしとおもひてゆきなやみ今一 ...
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鎌倉・室町時代の源氏物語 - 第 4 巻 - 42 ページ
なお右の紫の上の歌の第二句「いしまの水は」を季経は「いしまの水も」としているが、源氏物語大成によればの歌によることを指摘し、源氏物語など物語のことばを歌に詠むことが近ごろ多くなつたことを述べているのであこほりとぢいしまの水はゆきなやみ空すむ ...
河出書房新社 重複感が強く、叙景としては無駄な言葉である。又、「空すむ月」^は、自然詠とするには観念的にすぎ、またイメージの上で初句とのができるであろうか。第二、三句の、「石間の水はゆきなやみ」と! I 読して、この歌の形がはたして、素直な目前の ...
もとより瀬がはやさにせかる X といふべきいはれなし」というのだが、院は「ゆきなやみ」の弱さに代わる「瀬をはやみ」の強さをこそ打ち出したいと考え、改めたのではないか。は、滝状をなして流れる川。「山の間をながる X 河を滝河といふ(改観抄)。「滝川の」という ...
利かない感があり、したがって意味では「行きなやみ」とあるべきところであろう。顕輔があえて改めたのは、「行きとなっているが、詞花集の撰者藤原顕輔が「瀬を早み」に改めたのであろう。「瀬が早くて」では「岩にせかるる」が:ゆきなやみ岩にせかるる: ^川のわれ ...
... やわはて七世も過^へきかなひれふリし松浦の山の乙女子もいとわれはかリ思ひけんかもゆきなやみ岩にせかる、谷川のわれても末にわはんとそ思ふ唐衣かされし夜半の手枕につきけるしは^形見にそみる和田津海の思ひしふかき汐わひはけさ立歸る溟なリけ ...
光源氏の長々と語る昔今の女性評も、上滑った月光が西に滞りなく流れているのに、冬の谷川の「石間の水」が滞っている(「ゆき(行き.生き)なやむ」)景で、月をいう場合が多いが、ここは冬の景。「氷閉ぢ石間の水は行きなやみ空澄む月の影ぞ流るる」は、空に ...