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あかまな」と呼ばれたことがあったが、長く使われた。文明九年八月二十五日の「お湯殿の上の日記」に「むろまちどのよりあか御まなまいる」とある。あかおまな〔名〕 II 女房) )あかおまな。餺の異名。「赤いお魚」の意で、元来鮭の異名として室町時代に作られた ...
御まな.一はも.ながいおまな.一さけ.魚ノ名.あかおまな.があり,単独の「おまな」の例は,「お湯殿の上の日記」をさぐればいくつも見出だされる.御たいより御まな三色まいる.おとこたちのかたへも,御まな,御たるいたさるゝ. (文明 9 ,正, 15 ) 1 :類例:文明 9 ,正, 23 ,同正 ...
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上方ことばの世界: 懐徳堂記念講座より - 51 ページ
それから、饅を「おかつ」とか、「からから」と出ています。「からから」は「かっ ... なますは「おなま」とか「つめたもの」といいます。なべは「くろ ... それから、「鲑」ですが、この書き手は「あかおなま」と書いておりますが、普通「あかおまな」といいます。觯のことも「あか ...
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澁澤敬三著作集 - 第 2 巻 - 81 ページ
ぉひら(タィ)おこひら(小タイ)さかおひら(酒堤 I )はまあふりのおひら(浜夫 II )エイのさかひたし(エイ)スズキ(スズキ)あかおまな(サケ)せわた(サケのメフン)ゆきのおまな(タラ)さはのこ(サバ)ふりヲリ)ふか(フカ)こち(コチ)対生ふる魚(セミホウポウか)こもし(コイ)こいの ...
赤馬デ有ホドニ、赤烏ノ曰ニタトュルゾ」(山谷抄ミ)あかうら【赤裏】衣服などの裹地の赤い色のもの。 ... 名あかおなま」(大上鵜御名之事)「女中方へ美物などまいらせ候に、女房ことばにてもとて、眭をあか御まな、鲷を御ひらなどと書ざるが可,然也」(大諸礼集; ...
三省堂 (Chiyoda-ku, Tokyo, Japan). 室町時代語辞典編修委員会, 1967
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江戶の女ことば: あそばせとアリンスと - 57 ページ
... をはかゝ一小たいはこひら一ご一たらはゆきのおまな一すしはすもじ一たこはたもじ一いかはい 1 かずのこはかず/ ( ^一いわしはおむら共おほそ共一くしらはをきくり一ふなはやまぶき一さけのうをはあかおまな一ますのうをはあかおまなぎょるいヾれ一杉はしは ...
〔 I 赤い、お生臭物〕『御湯殿上日記』(女房)國あかおに〔赤鬼〕検事。〔?赤すじ-検事、の云い換え〕 1 . .あかすじ。(盗)因あかおまな〔赤御真菜〕鮭。さけ。〔 1 まな-魚〕(女房)圔あかがい〔赤貝〕女陰。〔?比喩,語〕「はまぐりは初手、赤貝は夜中なり」 ら。 1 きゅうべえ。
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今泉博士古稀記念國語學論叢 - 774 ページ
私が前稿—『国語研究』お号—に、女房ことば系のものではないと述べたのはこの意味からである。 ... 大上 188 御名之事』にみえる女房ことば「しろおとり」(きじ)、「あかおまな」(さけ)の二語の語構成について考えてみると、「しろおとり」、「あかおまな」はそれ. / ^ .
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今泉博士古稀記念國語学論叢 - 774 ページ
今泉忠義 幹「あか」に「お」十「とり」、「お」十「まな」が接続した形で、この場合、敬語接頭辞「お」は「とり」「まな」(きてみると、「しろおとり」、「あかおまな」はそれぐ、形容詞「しろし」の語幹「しろ」、同、形容詞「あかし」の語『大上藤御名之事』にみえる女房ことば「しろ ...
ねもじ一さいはおかず一しるはおっナぎょるい一ふなはやまぶき一さけの、ヮをはあかおまな一ますのうをはあかおまな一かずのこはかず. / . ^一いわしはおむら^おほそ共一くしらはを(お)きく(ぐ)り一たらはゆきのおまな一すしはすもじ一たこはたもじ一いかはい ...
