"ビュリダン"辞典での日本語の意味

ビュリダンの発音

びゅりだん

ビュリダン

byuridan

日本語でビュリダンはどんな意味ですか？

ジャン・ビュリダン

ジャン・ビュリダン（Jean Buridan、1295年頃 - 1358年）はフランスの司祭で、ヨーロッパにおける科学革命の火付け役の一人である。中世後期を代表する哲学者の一人であり、今日ではむしろ哲学者として記憶されている。彼は「インペトゥス」（"Impetus"）理論を展開し、現代的な慣性の概念に迫った。ラテン語名はヨハンネス・ブリダヌス（Johannes Buridanus）。よく知られた思考実験「ビュリダンのロバ」は彼の名に由来する（ただし彼の現存する著作に、この思考実験に言及したものはない）。...

日本語辞典でのビュリダンの定義

ビュリダン【Jean Buridan】 ［1300ころ～1358ころ］フランスのスコラ哲学者。パリ大学総長。オッカムの弟子で、アリストテレスについての講義録を多数残した。力学においてインペトゥス理論を構想し、後世に大きな影響を与えた。

ビュリダンの翻訳

当社の日本語多言語翻訳者が翻訳した25ヵ国語のビュリダンを探してみましょう。

自動統計翻訳によって、このセクションで示されている日本語から他の言語へのビュリダンの翻訳を訳しました。この場合は、必須の翻訳単位は日本語で«ビュリダン»という単語です。

• 日本語翻訳家 - 中国語: 布里丹
• 日本語翻訳家 - スペイン語: Buridan
• 日本語翻訳家 - 英語: Buridan
• 日本語翻訳家 - ヒンディー語: Buridan
• 日本語翻訳家 - アラビア語: بوريدان
• 日本語翻訳家 - ロシア語: Буридан
• 日本語翻訳家 - ポルトガル語: Buridan
• 日本語翻訳家 - ベンガル語: Buridan
• 日本語翻訳家 - フランス語: Buridan
• 日本語翻訳家 - マレー語: Buridan
• 日本語翻訳家 - ドイツ語: Buridan
• 日本語: ビュリダン
• 日本語翻訳家 - 韓国語: 뷰리단
• 日本語翻訳家 - ジャワ語: Buridan
• 日本語翻訳家 - ベトナム語: Buridan
• 日本語翻訳家 - タミル語: பிரஜக்டைல்
• 日本語翻訳家 - マラーティー語: Buridan
• 日本語翻訳家 - トルコ語: Buridan
• 日本語翻訳家 - イタリア語: Buridano
• 日本語翻訳家 - ポーランド語: Buridana
• 日本語翻訳家 - ウクライナ語: Буридан
• 日本語翻訳家 - ルーマニア語: Buridan
• 日本語翻訳家 - ギリシャ語: Buridan
• 日本語翻訳家 - アフリカーンス語: Buridanus
• 日本語翻訳家 - スウェーデン語: Buridan
• 日本語翻訳家 - ノルウェー語: Buridan

«ビュリダン»に関連する日本語の本

以下の図書目録からビュリダンの使いかたを見つけましょう。ビュリダンに関する本と日本語文献で使われた文脈を提供するための簡単な抜粋文。

すべては「空」だ - 70 ページ

ひろさちや , 飢えたロバがいました。完全に腹ぺこでした。ひとつは、こんな話です。が、二種類伝わっているのです。それに、この「ビュリダンのロバ」には、二種類があります。少し内容の違った話書かれていないといいます。として、「ビュリダンのロバ」は有名です ...

ひろさちや, 1998

本日の雑談 - 第 2 巻 - 92 ページ

それで昔、ビュリダンというスコラ学者が考えたことで「ビュリダンのロバ」という寓話がありましてね、ロバの両脇に同じエサを置いたら、ロバはどっちから食ベていいかわからず死んじやったという話があるんです(き。っまり、これは相対主義をからかっているわけ ...

小林よしのり, ‎西部邁, 2004

Journal of the Tokyo College of Economics - 第 176～179 号 - 88 ページ

るでは,ビュリダンの解決は成功しているだろうか。ムーディはビユリダンの解決案を「展開された諸理論のうちで最も進んだものの一つと思われる」とし(口. 103 ) 1 その議論を形式化した後で(但し,ムーディの引き出したのはビュリダンが意図したものとは違っており, ...

Tōkyō Keizai Daigaku, 1992

一流の仕事術: 仕事を極めるための100の法則

ほしくさ「ビュリダンのろば」という話がある。同じ距離のところに質も量もともにまったく同じ乾草を置くと、ろばはどちらのほうを先に食べたらよいか選択できないので、迷い続けた挙句の果てに餓死してしまう、というものである。そこから、ビュリダンのろばといえば、 ...

山崎武也, 2003

「はかる」世界: 「魂のはかり」から「電気のはかり」まで - 194 ページ

それはビュリダンのロバと言われるものである。一四世紀のフランスのスコラ哲学者ビュリダンの残した寓話にあるところにお腹のすいたロバがいた。その前には干し草の山が二っあった。干し草の山はロバから全く同じ距離にあり、大きさも色も全く同じであった。

松本栄寿, 2000

ピアジェ晩年に語る - 137 ページ

第二の時期は、アリストテレスとビュリダンとの間の時期です。そこでは、内在的な動因は削られ、外在的な動因がすべてを担うのだとされます。外在的な動因には作用力があり、衝撃力があり、力、仕事、お望みのものすべてがあるのです。そして次の第三の時期 ...

Jean-Claude Bringuier, 1985

心理学史 - 50 ページ

械的原理がビュリダンの說の本質である事を明に示してゐる。彼の說く所は後の心理举の新感情が起る。故に左右孰れの方にも動く事を得ないで逮に立ったま、娥死する」と。是等は機「植馬が左右兩方から同じ枯草の朿を示されると、兩方共に心持のよい食欲を ...

城戸幡太郎, ‎松本亦太郎, 1937

Kindai kagaku no kigen - 260 ページ

ニュ—トンにおいては重さは常に質量と比例するゆえ(「プリンキビア」定義 I の質^の説明参照)、重さが增ぇると質量もふえるので、相殺され、重力の加速度は、物体の重さ如何にかかわらず一定となる 0 しかしビュリダンには二ュ I トンのこの明確な分析をもとめる ...

Akio Ogiwara, 1975

新編映画的思考 - 193 ページ

伝説とは反対に、マルグリ 1 - ^は発狂し、ビュリダンは、ゆうゆうと、ネ I ルの塔を脱出してしまうのである。もっとも、ビュリダンは、ヴィヨンの詩によって後世に名を知られているばかりではなく、自由意志について論ずる哲学者たちは、いまでも、ときどき、「 ...

花田清輝, 1992

はじめて読む物理学の歴史: 真理の頂を目指して - 36 ページ

中世の運動学を展開させたのは、トマス.ブラドヮ—デイン〈 1290 頃〜 13 4 9 ^らを中-心とするオックスフオ—ド学派と、ジャン-ビュリダン( ? ^ 1358 頃)らを中心とするパリ学派でした。このうち前者は、運動の速度は動力と抵抗の比で決まるとするアリストテレスの ...

安孫子誠也, ‎岡本拓司, 2007

用語«ビュリダン»を含むニュース項目

国内外の報道機関が語った内容や、次のニュース項目の文脈からビュリダンという用語がどのように使われているかを調べてみましょう。

心が疲れると、正しい決断はできない

これは「完璧に論理的なロバ」を風刺した古い哲学的なジョークだ。14世紀フランスの神学者ジャン・ビュリダンの作と言われている。 私たちは、もちろんこの「論理的なロバ」とは違う。私たちの心は、そんなときでも行動を躊躇しないように進化してきている。完璧に ... «Newsweekjapan, 9月 15»

「ビュリダンのロバ」から学ぶ、一度に多くを求めるときに陥りがちなワナ

ビュリダンのロバは、干草の山と水が入ったバケツとの間に立ちつくし、干草か水かを選ぼうと、左右を何度も見ていた。結局、どちらかを選ぶことができず、空腹と水分不足で死んでしまった。 これはつまり、すべてを一度にやろうとすると、実際にはどれも前進し ... «ライフハッカー［日本版］, 6月 11»