"ござ‐ある"辞典での日本語の意味

ござ‐あるの発音

ござ	‐	ある
goza		aru

日本語でござ‐あるはどんな意味ですか？

日本語辞典でのござ‐あるの定義

ござ‐ある【御座有る】 ［動ラ四］１ 「いる」の意の尊敬語。いらっしゃる。おいでになる。２ 「ある」の意の尊敬語。おありになる。３ 「行く」「来る」の意の尊敬語。いらっしゃる。おいでになる。４ （補助動詞）㋐「…である」「…ている」の意の尊敬語。…ていらっしゃる。…ておいでになる。㋑「…である」の意の丁寧語。…でございます。㋒「…ている」の意の丁寧語。…ております。[補説]「御座」にラ変動詞「あり」がついた「ござあり」の四段化したもので、中世後期以降の語。

ござ‐あるの翻訳

当社の日本語多言語翻訳者が翻訳した25ヵ国語のござ‐あるを探してみましょう。

自動統計翻訳によって、このセクションで示されている日本語から他の言語へのござ‐あるの翻訳を訳しました。この場合は、必須の翻訳単位は日本語で«ござ‐ある»という単語です。

• 日本語翻訳家 - 中国語: 宝座
• 日本語翻訳家 - スペイン語: Un trono
• 日本語翻訳家 - 英語: A throne
• 日本語翻訳家 - ヒンディー語: एक सिंहासन
• 日本語翻訳家 - アラビア語: A العرش
• 日本語翻訳家 - ロシア語: престол
• 日本語翻訳家 - ポルトガル語: Um trono
• 日本語翻訳家 - ベンガル語: একটি সিংহাসন
• 日本語翻訳家 - フランス語: Un trône
• 日本語翻訳家 - マレー語: takhta A
• 日本語翻訳家 - ドイツ語: Ein Thron
• 日本語: ござ‐ある
• 日本語翻訳家 - 韓国語: 보좌 있다
• 日本語翻訳家 - ジャワ語: A tahta
• 日本語翻訳家 - ベトナム語: Một ngôi
• 日本語翻訳家 - タミル語: ஒரு சிம்மாசனம்
• 日本語翻訳家 - マラーティー語: एक सिंहासन
• 日本語翻訳家 - トルコ語: bir taht
• 日本語翻訳家 - イタリア語: Un trono
• 日本語翻訳家 - ポーランド語: tron
• 日本語翻訳家 - ウクライナ語: престол
• 日本語翻訳家 - ルーマニア語: Un tron
• 日本語翻訳家 - ギリシャ語: Ένας θρόνος
• 日本語翻訳家 - アフリカーンス語: A troon
• 日本語翻訳家 - スウェーデン語: En tronen
• 日本語翻訳家 - ノルウェー語: En trone

«ござ‐ある»に関連する日本語の本

以下の図書目録からござ‐あるの使いかたを見つけましょう。ござ‐あるに関する本と日本語文献で使われた文脈を提供するための簡単な抜粋文。

狂言の国語史的研究: 流動の諸相 - 115 ページ

虎明狂言本の名ノリの文末指定表現として最も多く見られるのは、「ござ(あ)る」である。もう少し細かく言えば、「ござる」が百四十余例、「ござある」が二十余例で、「ござる」が最も多いのである。「ござあり」の例は嫌倉時代から見られるが、皺デアルガの意味として ...

蜂谷清人, 1998

器量と人望 西郷隆盛という磁力: 西郷隆盛という磁力

私には千金ともいえる有り金全部をはたいて自然そのものを買ったのである。 ... 官職命ぜられ候わば位階は自らござあるベく候えども、無官の者に位を授けられ候儀は、実に筋もなき御沙汰にこれあるべく、諸侯の上なれば兎も角も、藩士の者に高位を授け ...

立元幸治, 2014

Nihon bunpō daijiten - 69 ページ

しかし江戸語にはこの語と思われる例がある。國何かしれぬ事ばつかり、おつしいんすから、あいさつがしにくう御ざりんす〔洒^遊子方言〕\それについて、お話が御座りんす〔同〕いずれも茶屋女房のことばである。これらを「ござりんす」と読むならば、かりにその ...

Akira Matsumura, 1971

国語の起源: 助動詞篇 - 153 ページ

候ふか(謡曲,摂待)〇そうているほど〇内裏へ参じてみるに、主上はござなくて(太平記)〇定めて勧進帳のござなきことは候っしやらない。おいでにならない。ございません」の意味に用いる。ござなし I 「ござある」の反対語として「御醛なし」ということばが生まれた。

田井信之, 1970

大修館全訳古語辞典 - 343 ページ

林巨樹, ‎安藤千鶴子, 2001

日本文法要說: . 古語編

ぉ尋おなさるるは誰で御ざあるぞ。(薬水)罷り出でたるはこの所の目代で御座ある。(鍋八撥)味はひは何と御座あるぞ。(薬水)いや粟田口と申すが総名で御ざある。(粟田口)のような例が見える。狂言にはそのほかに存在を表わす場合があることは言うまでもない。

佐藤喜代治, 1962

大蔵虎明本狂言集の研究: 本文篇 - 第 2 巻 - 38 ページ

七〇〕とめになる物でござなひか(主〕 1 \それはめづらしうもなひ事の(太郎"者)飞ニ一(芋)〔 8 〕 I 一二(いち.ちゃ,〕又山のいもがうなぎになるは一定でござある(主)飞其子細は(太郎"者)飞大雨がふつて、山などがくづれて、山のいもが川へながれて、それがうなぎに ...

大蔵虎明, ‎池田廣司, ‎北原保雄, 1972

國語史槪說 - 23 ページ

湯澤幸吉郎 「ござらぬ」であった。然るに事觸に後の方に「偽はござりやない」としてあるのは、やはり東國^として用葉として用ひたものであらう。卽ち當時の口語としては「ござら、 I り、ーる、—れ」が普通であり、,打消は恐らく常時の京阪地万では生きた:一一一口 ...

湯澤幸吉郎, 1943

金色夜叉

愚なる私の心得ちがいさえござなくそうら無御座候わば、しじう始終おんそば御側にも居り候事とて、さようのおもいたち思立も ... 御腹立一層強く、私をばひとうち一打に御手に懸けくだされそうら被下候わば、なまじひに今のくげん苦艱はこれあるまじく有之間敷、 ...

尾崎紅葉, 1920

狂言台本の国語学的研究 - 27 ページ

ー一「御座ある」と「ござる」虎明本に、アル.居ル,行ク.来ルの意の尊敬語として「御座ある」「ござる」が見られる。 1111 (注 2 一なふさて只今ハなにとおほしめして御ざあつたぞ(すみぬり、一^〈 1 ^〉頁)妾丄大名あれにござある殿様の、汝が皮をからふと仰らるゝ程 ...

蜂谷清人, 1977