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中村徳五郎 あり。其の『みこともち』は、卽ち『御言持』なり。更に-お官を『かみ』きすなはみこともちさらちやうくわん義なり。故に大命を奉じて地方を治むる官職に大宰あり、又た國司^ゆゑおほみことほ 5 ちはうをさくわんしよくおほみこともち I くにのみこともち下を ...
... さかえましておはみたからやすからむことをおはまへにこひのみまをせとのりたまふおはみことをつ、しみうけたま那母、大皇國 ... たくみにしひをもちふるわざにたけてことしの介久安良介久有可物曾登、百師木平安宮爾現御神登大八洲國知食今乃天皇乃神乍 ...
大目正七位上息長の展人國島(一一十,四一一ち一丁註)。越中の大目 ... おほきみこともち大宰(名詞) 18 -大宰の時(十七,一一一九 0 丁題)等。おほきみ ... 大贰小野の老朝臣(六,突,理)おほきすめらみこと太上天皇(名詞) 10 太上天皇(六丄 00 ケ註)。太上皇(十 ...
此みこともちに通有の、注意すべき特質は、如何なる小さなみこともちでも、最初に其みことを発したものと、尠くとも、同一の資格を有すると言ふ事である」(同上)と。そうして、更にいわれる、「天皇陛下が同時に天っ神である、といふ観念は、其処から出発してゐる ...
みこともちは、後世に「宰」などの字を以て表されてゐるが、太夫をみこともちと^む伊もある。何れにしても、みことを ... 威力であって、唱へ言を宣り伝へてゐる瞬間だけは、其唱へ言を初めて言ひ出した神と、全く同じ神になって了ふのである。だから、神言を伝へ ...
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折口信夫: 東アジア文化と日本学の成立 - 51 ページ
天子非即神ど反天 4 論 I 東アジア文化ど〈異本〉の成立 51 大王者神尔之座者水鳥乃須太久水奴麻みぎ都常成通(同^四二六 ... みこともち」の「みこと」は「すめ折口は、この段階で最高の「みこともち」は天皇陛下であることを明確にしているのであり、その上で ...
筑紫大宰が赤い烏をたておおみこともちのつかさまつった。そこで、大宰府の諸官司の人々にそれぞれ禄物を賜わった。赤い烏を捕えた当人には爵(冠位)五級を賜い、烏が出現した郡の郡司たちにも爵位を增し加えた。このことにより、つちのとのう郡内の百姓に ...
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Yamabe no Akahito no kenkyū: sono jojō hyōgen
sono jojō hyōgen Nobuo Ozaki 執りもってその意志のまにまに「神ながら神さび」する尊貴な存在が「みこともち」であり、「すめらみこと」であ神の意を体し、現にその意志どおりに行動されるさまをいう副詞であると思う。ことばを換えていえば、祖神の意をて、ここ ...
尾崎暢殃 ヌ皇の「まつりごと」の原動力が「神ながら」の語によって示されたの^は、今一つ理由があった。祖神の威霊—古の意志のまにまに「神ながら神さび」する尊貴な存在が「みこともち」であり、「すめらみこと」なのであった。し、現にその意志どおりに行動され ...