"ベラサグン"辞典での日本語の意味

ベラサグンの発音

べらさぐん

ベラサグン

berasagun

日本語でベラサグンはどんな意味ですか？

ベラサグン

ベラサグン（アラビア語/バラーサーグーン・ペルシア語 بلاساغون Balāsāghūn、英語:Balasagun, Balassagun, Balasaghun、中国語簡体字：八剌沙衮、キルギス語：Баласагын）は10世紀から1218年にかけて繁栄したカルルク、カラハン朝、西遼の中心都市。とくに耶律大石によって西遼の首都となり栄えたが、ナイマン王国の王子クチュルクが西遼を乗っ取り、彼を追って来たモンゴル帝国軍によって接収された後は衰微していった。天山山脈の北麓に位置し、今日のキルギスの都市トクマク近郊のブラナ遺跡はベラサグンの遺構と推定されている。...

日本語辞典でのベラサグンの定義

ベラサグン【Balasagun】 中央アジアのチュー川上流域にあった都市。現在のキルギス共和国北部の町トクマク付近。10世紀から13世紀にかけて、カルルク、カラハン朝、カラキタイ（西遼）の中心都市となり、耶律大石の時代に都が置かれた。13世紀にモンゴル帝国に支配され、14世紀中に衰退した。11世紀初頭に建造された尖塔、ブラナの塔が現在も残っている。

ベラサグンの翻訳

当社の日本語多言語翻訳者が翻訳した25ヵ国語のベラサグンを探してみましょう。

自動統計翻訳によって、このセクションで示されている日本語から他の言語へのベラサグンの翻訳を訳しました。この場合は、必須の翻訳単位は日本語で«ベラサグン»という単語です。

• 日本語翻訳家 - 中国語: Berasagun
• 日本語翻訳家 - スペイン語: Berasagun
• 日本語翻訳家 - 英語: Berasagun
• 日本語翻訳家 - ヒンディー語: Berasagun
• 日本語翻訳家 - アラビア語: Berasagun
• 日本語翻訳家 - ロシア語: Berasagun
• 日本語翻訳家 - ポルトガル語: Berasagun
• 日本語翻訳家 - ベンガル語: Balasagun
• 日本語翻訳家 - フランス語: Berasagun
• 日本語翻訳家 - マレー語: Balasagun
• 日本語翻訳家 - ドイツ語: Berasagun
• 日本語: ベラサグン
• 日本語翻訳家 - 韓国語: 베라사군
• 日本語翻訳家 - ジャワ語: Bellasagun
• 日本語翻訳家 - ベトナム語: Berasagun
• 日本語翻訳家 - タミル語: Balasagun
• 日本語翻訳家 - マラーティー語: Balasagun
• 日本語翻訳家 - トルコ語: Balasagun
• 日本語翻訳家 - イタリア語: Berasagun
• 日本語翻訳家 - ポーランド語: Berasagun
• 日本語翻訳家 - ウクライナ語: Berasagun
• 日本語翻訳家 - ルーマニア語: Berasagun
• 日本語翻訳家 - ギリシャ語: Berasagun
• 日本語翻訳家 - アフリカーンス語: Berasagun
• 日本語翻訳家 - スウェーデン語: Berasagun
• 日本語翻訳家 - ノルウェー語: Berasagun

«ベラサグン»に関連する日本語の本

以下の図書目録からベラサグンの使いかたを見つけましょう。ベラサグンに関する本と日本語文献で使われた文脈を提供するための簡単な抜粋文。

Kita Ajia yūboku minzokushi kenkyū - 209 ページ

それ以前の力ルルクで首府的存在だったスイ,アブ城に代り、このセミレチェの新政権ではベラサグン市が首邑となった。そして 9 世紀末には東トルキスタンのカシュガルに王家の一族は移った。さらに 10 世紀の間には、サーマン朝を圧迫しながら、ほんらいの ...

山田信夫, 1989

桃源鄉 - 第 2 巻 - 131 ページ

ベラサグンもその一っだったのであるカラハンという国があった。しかしこの国は、国の体裁をなしていない。カラハンという国に強力な勢力はない。ベラサグンを占領したあと、大石のカラ.キタイはしばらく休養していた。ウイグルの西にはしていた。大石は彼の報告 ...

陳舜臣, 2001

Kasei no rekishi-chirigakuteki kenkyū - 110 ページ

前田正名 第 1 節西夏の河西制^五六七王朝は西方の中央アジア封策と南方の于 28 對策に追われ多忙であった。イスラム敎の信者となったベラサグン政郴內ハラ 60111 - 1& ! ^を攻陷し、サーマーン 53333 朝设後のアブ-ダルメリク二世を捕えた。十一世紀に ...

前田正名, 1964

騎馬・隊商の道: - 237 ページ

七河地方のベラサグン、カシュガル、サマルカンド、ブハラといくっかの拠点があり、それぞれが半独立の状態となったようだ。サマルカンドやブハラは、おなじトルコ系のガズニやセルジュ—クの政権の手に帰した。それでもカシュガルやベラサグンが健在でありえ ...

江上波夫, ‎陳舜臣, ‎NHK 取材班, 1989

松田壽男著作集 - 135 ページ

このころになると、スィアブの付近にベラサグンの城があらわれて,この地方の政治の中心となっているが、一一二五年に中国の東北角にキタイ人が立てていた遼王朝が満州系の金王朝に攻撃されて亡びると、その残党は流亡してこのベラサグンの城に走り、 ...

松田壽男, 1986

Haneda Hakushi shigaku ronbunshū - 第 1 巻 - 216 ページ

は回^にして、從って諸學者の說と相待ちてイレク,カン家なる者は回^族なりしことを認むるに足るとなすもの家のいふベラサグンに外ならざるべきこと、旣に學者の認むる所なれば、大石の侵入の際ベラサグンに據りしもの之一? I 、耆老相; 3 、先時契丹至、不能 ...

Tōru Haneda, 1975

岩波小辞典世界史: 東洋 - 104 ページ

西遠(せいりょう)遼,の太祖 8 世の孫耶律大石な"が,中央アジアのチュー河上流のベラサグン(今のトクマク近辺)に拠り,土着民族を征服して建てた王朝.イスラーム史家はカラーヒターイ 03 ほ-ゅ 1 ぽと呼ぶ.遼が滅んだとき,耶律大石は外モンゴリアを経て西走し, ...

山本達郎, 1958

紙の道: ペ-パ-ロ-ド - 142 ページ

カラハンという人物の率いるトルコ系勢力が、ベラサグンを陥し、たことは前述した。彼らは西遷して、中央アジアのベラサグンに拠っていたのである。九唐の高仙芝軍の敗北の原因となったカルルク族は、自分たちも知らずに紙の恩人となっ時存在していたか ...

陳舜臣, 1994

だれが中国をつくったか: 負け惜しみの歴史観

徳宗皇帝は一一二六年、ベラサグンの町(いまのキルギズスタンの首都ビシュケクの東方のチュー河のほとり)に都を定め、これをクズ・オルドと呼んだ。西遼はこれから百年近く、中央アジアのトルコ系の諸部族を支配し、トルコ人は西遼をカラ・キタイ(黒い契丹)と ...

岡田英弘, 2005

○×でわかる ［完全解説］なるほど！中国史

... 郊のベラサグンを首都としました。さて、契丹に滅ぼされた潮海の遺民は新羅や高麗にも移りましたが、鞍幅族のうち中国文明の影響をあまり受けていなかった北方の黒水鉢幅は自立して、これがやがて女真(女直)族と呼ばれるようになりました。彼らは契丹 ...

八幡和郎, 2011