"くものいと"辞典での日本語の意味

くものいとの発音

くも	の	いと
kumo	no	ito

日本語でくものいとはどんな意味ですか？

日本語辞典でのくものいとの定義

くものいと【蜘蛛の糸】 歌舞伎舞踊。常磐津 (ときわず) 。本名題「蜘蛛糸梓弦 (くものいとあずさのゆみはり) 」。金井三笑作詞、初世佐々木市蔵作曲。明和2年（1765）江戸市村座初演。土蜘蛛の精が、切り禿 (かむろ) の少女・仙台座頭・山伏と変化するところが眼目。 芥川竜之介の短編小説。大正7年（1918）「赤い鳥」誌に発表。悪党カンダタが、釈迦 (しゃか) が天から下ろした蜘蛛の糸にすがって極楽へと上るが、我欲のために再び地獄へと落ちる。

くものいとの翻訳

当社の日本語多言語翻訳者が翻訳した25ヵ国語のくものいとを探してみましょう。

自動統計翻訳によって、このセクションで示されている日本語から他の言語へのくものいとの翻訳を訳しました。この場合は、必須の翻訳単位は日本語で«くものいと»という単語です。

• 日本語翻訳家 - 中国語: 蜘蛛的意图
• 日本語翻訳家 - スペイン語: La intención de la araña
• 日本語翻訳家 - 英語: The intent of spider
• 日本語翻訳家 - ヒンディー語: मकड़ी के इरादे
• 日本語翻訳家 - アラビア語: القصد من العنكبوت
• 日本語翻訳家 - ロシア語: Цель паука
• 日本語翻訳家 - ポルトガル語: A intenção de aranha
• 日本語翻訳家 - ベンガル語: মাকড়সা অভিপ্রায়
• 日本語翻訳家 - フランス語: Le but de l´araignée
• 日本語翻訳家 - マレー語: Tujuan labah-labah
• 日本語翻訳家 - ドイツ語: Die Absicht der Spinne
• 日本語: くものいと
• 日本語翻訳家 - 韓国語: 거미 의 의도
• 日本語翻訳家 - ジャワ語: Ing maksud angga
• 日本語翻訳家 - ベトナム語: Mục đích của nhện
• 日本語翻訳家 - タミル語: சிலந்தி நோக்கத்துடன்
• 日本語翻訳家 - マラーティー語: कोळी हेतू
• 日本語翻訳家 - トルコ語: örümcek niyet
• 日本語翻訳家 - イタリア語: L´intento di ragno
• 日本語翻訳家 - ポーランド語: Intencją pająka
• 日本語翻訳家 - ウクライナ語: Мета павука
• 日本語翻訳家 - ルーマニア語: Intenția de păianjen
• 日本語翻訳家 - ギリシャ語: Η πρόθεση της αράχνης
• 日本語翻訳家 - アフリカーンス語: Die bedoeling van spinnekop
• 日本語翻訳家 - スウェーデン語: Avsikten med spindel
• 日本語翻訳家 - ノルウェー語: Hensikten med edderkopp

«くものいと»に関連する日本語の本

以下の図書目録からくものいとの使いかたを見つけましょう。くものいとに関する本と日本語文献で使われた文脈を提供するための簡単な抜粋文。

蜘蛛の糸・地獄変

"大正7年、芥川はすでに文壇に確たる地歩を築き、花形作家としての輝かしい道を進んでいた。愛娘を犠牲にして芸術の完成を図る老絵師の苦悩と恍惚を描く王朝物の傑作「地獄 ...

芥川龍之介, 1985

くもの糸

Buddhist parables. Kandata is a thief who has been condemned to the hell. Buddha knows he did one good deed in his life, so tries to help him by giving a spider thread to climb out from there.

芥川龍之介, 2003

蜘蛛の糸・杜子春・トロッコ他十七篇:

芥川(一八九二‐一九二七)が小説、随筆、童話、戯曲と、その才気にまかせて様々のジャンルで試みた作品の中から、広い意味で「子どもむき」と考えられる作品を収録した。こ ...

芥川龍之介, 2013

くもの糸・杜子春: 芥川龍之介作品集

地獄に落ちた大どろぼう・〓陀多(かんだた)の目の前に、極楽から1本のくもの糸がおりてきた。〓(かんだた)陀多はその糸を上って地獄をぬけ出そうとするが.. ...

芥川龍之介, 2014

蜘蛛の糸・杜子春ほか:

あの名作がこんなに読みやすくなりました。大きな文字、やさしい表記、親切な脚注。

芥川龍之介, 2003

芥川龍之介の児童文学についての研究: - 11 ページ

場所・時代が無限定のもの(「蜘蛛の糸」「猿蟹合戰」)もある。このような国境や時代を越えた芥川の想像力が、たとえば関口安義が「虚構性、豊かな物語性、筋がどれも面白い」1と指摘する芥川の児童文学の特色を生んでいると考えられる。だが、そのような芥川 ...

王綉線, 2010

日めくりの色 - 10 ページ

田中百子 10 今年もあまたあるくもの巣と、どんな出合いが生まれるだろう。期待している。た。なぜかその日が印象に残っている。樹の葉を引きちぎって荒れ狂った。濡れて帰宅すると、くもの糸も枯れ葉もなくなってい三月二十二日、早世した娘婿の建碑供養の ...

田中百子, 2000

・ 心のオデッセイ: 思い出すまま、思いつくまま、感じたままに - 91 ページ

極楽のはす池のふちで池の底にっながる血の池地獄でうごめいているこの男を見ていたお釈迦様がこのことを思い出し、情をかけ、この男を地獄から救い出してやろうと考え、蓮の葉の間からそこにいた極楽のくもの糸を地獄に向かって降ろした。血の池地獄で ...

木島幸男, 2001

虫曼荼羅: 古典に見る日本人の心象 - 75 ページ

古典に見る日本人の心象 岩下均 7^ 參古典文学の「蜘蛛」 9 (问,巻;八「雑歌四」,読人不知,一二九六)〔カ〕風ふけばたえぬとみゆるくものいも又かきつかでやむとやはきく(同.巻一六「雑歌二」,一一三九)〔ォ〕はかなくてたえなんくものいとゆへになに、かおほくか、 ...

岩下均, 2004

奄美ほこらしゃ - 478 ページ

鹿児島県の八丄ハ水害(九三年八月六日の未曽有の集中豪雨による大被害)も人災の面があった、と実感しているのですが。「のために」は、うそです芥川龍之介の『蜘蛛の糸』のお釈迦さまは、地獄の血の池でうごめいている罪人-犍陀多を「救い出してやろう」と ...

和眞一郎, ‎奄美を語る会, 2005