«さばえ‐なす»に関連する日本語の本
以下の図書目録から
さばえ‐なすの使いかたを見つけましょう。
さばえ‐なすに関する本と日本語文献で使われた文脈を提供するための簡単な抜粋文。
火の宮を襲った犬蠱を退けた道冬と吉昌。その帰り際、ふたりは美少年と遭遇した。以前、道冬が助けた小舎人童で、朱天と名乗ったが彼こそが鬼たちの首魁・呪天だった。一方 ...
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源泉の思考: 谷川健一対談集 - 109 ページ
たとえば先日、インドネシアのバリ島の絵の展覧会を見ましたが、あれは実におもしろい。空白への恐怖か何かわかりませんが、あらゆるものがわき立っていますね。要するに日本の古代の、草木が言問うて、昼はさばえなすものがわき立って、夜はほたる火の ...
のちに、折口がカミを「既存者」というときのきわだった孤独な唯一性が、すでにマレしこの多声の中にあってさえマレビトの「唯一,孤独」な声はもろもろの多声を圧倒し、追い払う呪力本書紀』も整序されておらず、むしろ未ださばえなす多声の残響に彩られている ...
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古季語と遊ぶ: 古い季語・珍しい季語の実作体験記 - 99 ページ
蠅群れて誹謗し合うてゐる如し辻田克巳沸騰するように生まれた蠅がさばえなす。その様子を見ての嫌悪が中七の措辞になったのが辻田さんの句。飯笊と同じ日に私が出した題だったのだが、なぜか卓袱台のまわりの蠅として出た句はことごとくボッ。景として ...
さっき(皐月)、さなえ(早苗)、さなだ(狭田)、さおとめ(早乙女)、さみだれ(五月雨)、さなぶり(早苗饗)、さね(種)、さと(里)、さい(鋤)、さばえなす(如五月蝇) ... ...例えば、これらの語群の中に「さくら(桜)」を置いて、その共通音である「サ」の意味を考えてみます。すると、 ...
また「折口信夫とする、さばえのさは発語、五月さつきという其さとも関係がある。五月の嬋という意味でさばえといったのも道理は折口信夫先生の万葉集辞典には、さばえなすについて、さばえは五月蠕、なすは如くすの意、うるさく騒ぐので枕詞ある。する男女で ...
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日本国語大辞典 - 第 6 巻 - 147 ページ
宽震一休「不動は 10 黑へお帰りさばへ」水浄 83 ?神嘗矢口渡ニ? ^ )一「ヲヲ響様よふお出たさばへ」本#舞伎.貞操花鳥羽恋塚《 18 09 》四立「明日の 8 日楽しみに、さばえと別れ行く道の」 1 新 0 県上ほ市^西; 6 ;城 6 ^さばえ-なす^【五月 8 ? |】(「なす」は「の ...
日本大辞典刊行会. 第二版編集委員会, 小学館. 国語辞典編集部, 2001
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日本うたことば表現辞典: . 枕詞編 - 282 ページ
万葉集三〈 478 〉さひ 【原文〕「五月蟠成」 1 「驟驂」五月蠅なす騒く舎人は白たへに衣取り着て... ...さばへさわとねりころも ... さばへなす【五月蝇なす】さばえなす古事記歌 31 8 【原文〕「佐怒都登理」丄「岐藝斯」雉は響む庭つ烏鶏は嗚〜... ...きぎしとよにはとり ...
大岡信, 日本うたことば表現辞典刊行会, 2007
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日本神話 - 第 1 巻、第 1 部 - 154 ページ
だからこそこの境界には荒ぶる坂神がさばえなす群生していたのにちがいない。、、、サカとは文字通り神の坂であるわけだ。誡訪の地は古代世界においては、そこへ到達するにはさばえなす悪神のたちはだかるミサカを越えねばならない異郷の荒ぶる地としてィメ ...
