"エネルゲイア"辞典での日本語の意味

エネルゲイアの発音

えねるげいあ

エネルゲイア

enerugeia

日本語でエネルゲイアはどんな意味ですか？

エネルゲイア

エネルゲイアとは、アリストテレスによって提唱された哲学用語。現実態と訳される事もある。 可能的なものが発展する以前の段階であるデュナミスが、可能性を実現させた段階をエネルゲイアとアリストテレスは呼んだ。例えば種子と花を例とすれば、まだ成長していない種子はデュナミスであり、その種子が花となった段階はエネルゲイアということである。さらに可能性を完全に実現して、その目的に至っている状態のことをエンテレケイアと呼んだ。...

日本語辞典でのエネルゲイアの定義

エネルゲイア【(ギリシャ)energeia】 アリストテレス哲学で、生成の過程の終局として実現する姿。現実性。可能態に対する現実態。

エネルゲイアの翻訳

当社の日本語多言語翻訳者が翻訳した25ヵ国語のエネルゲイアを探してみましょう。

自動統計翻訳によって、このセクションで示されている日本語から他の言語へのエネルゲイアの翻訳を訳しました。この場合は、必須の翻訳単位は日本語で«エネルゲイア»という単語です。

• 日本語翻訳家 - 中国語: 潜能与现实
• 日本語翻訳家 - スペイン語: potencia y acto
• 日本語翻訳家 - 英語: Potentiality and actuality
• 日本語翻訳家 - ヒンディー語: संभावनाओं और वास्तविकता
• 日本語翻訳家 - アラビア語: امكانيات و اقع
• 日本語翻訳家 - ロシア語: Энтелехия
• 日本語翻訳家 - ポルトガル語: potencialidade e atualidade
• 日本語翻訳家 - ベンガル語: Potentiality এবং বাস্তবতা
• 日本語翻訳家 - フランス語: puissance et l´acte
• 日本語翻訳家 - マレー語: Potensi dan kenyataannya
• 日本語翻訳家 - ドイツ語: Möglichkeit und Wirklichkeit
• 日本語: エネルゲイア
• 日本語翻訳家 - 韓国語: 에네루게이아
• 日本語翻訳家 - ジャワ語: Potentiality lan actuality
• 日本語翻訳家 - ベトナム語: tiềm năng và thực tế
• 日本語翻訳家 - タミル語: நிகழும் தன்மை மற்றும் உண்மையில்
• 日本語翻訳家 - マラーティー語: शक्यता आणि प्रत्यक्ष
• 日本語翻訳家 - トルコ語: Potansiyeli ve güncelliği
• 日本語翻訳家 - イタリア語: potenzialità e attualità
• 日本語翻訳家 - ポーランド語: entelechia
• 日本語翻訳家 - ウクライナ語: ентелехія
• 日本語翻訳家 - ルーマニア語: potențialitate și actualitate
• 日本語翻訳家 - ギリシャ語: δυνατότητα και πραγματικότητα
• 日本語翻訳家 - アフリカーンス語: potensialiteit en aktualiteit
• 日本語翻訳家 - スウェーデン語: potentialitet och aktualitet
• 日本語翻訳家 - ノルウェー語: potensialitet og aktualitet

«エネルゲイア»に関連する日本語の本

以下の図書目録からエネルゲイアの使いかたを見つけましょう。エネルゲイアに関する本と日本語文献で使われた文脈を提供するための簡単な抜粋文。

エネルゲイアと光の神学: グレゴリオス・パラマス研究

一口にキリスト教と言っても、キリスト教は一様なものではない。中でもロシア、ギリシア、バルカン半東、中東など広い範囲にわたって、原始キリスト教からキリストの精神の ...

大森正樹, 2000

Gendai gengogaku jiten - 192 ページ

01101 - 0610 《エネルゲイア》(言)ドイツの言語学者フンボルト 0 ^マ 00 811011)0131^:1 よると,言語は静的な形成体( ^ぉ! ^ひめではなくエネルゲイア(ギリシア語で「活動」の意味)である.言語は全体を見渡しうる静止状態の素材ではなく,絶えず創り出される ...

Harumi Tanaka, ‎Tokihiro Higuchi, 1988

ハイデッガー全集 - 第 6 巻、第 1 号 - 66 ページ

Martin Heidegger, 辻村公一 66 二—チェの力への意志がアリストテレスのデュナミス〈き 1 / 5 ^つ〉、エネルゲイア〈へ 15 ^ 5 〉、エンテレケイアスのもとでの西洋哲学の最初の元初の最初の I 結末-への I 到来にすぎない。トテレスの教説自身が、一定の ...

Martin Heidegger, ‎辻村公一, 1996

新倫理辞典 - 33 ページ

大島康正, 1961

シンポジウム「日本文化と東アジア」: 1985-1986 - 16 ページ

東北大学. 日本文化研究施設, 1988

Nihon Bunka Kenkyūjo kenkyū - 16 ページ

文化を所産と創造と見たいのは、実は言語の本質をエルゴン(作品)ではなく、エネルゲイア(活動)にあると、フンボルトの名言を流用させているからです。こうした発言の評価,意味は、フンボルト時代の社会的コンテクストの中で初めて理解されるものですが、 ...

Tōhoku Daigaku. Nihon Bunka Kenkyūjo, 1988

永遠回帰の哲学 - 105 ページ

形を呈示し、それが〔何であるか〕を重視し、その作品を導いて来たイデアの現前性に優越的な存在の意味を認めたのに対して、アリストテレスは個物が未成熟な可能態から現実態への運動を終結して成熟し、作品として眼前にある端的な現前性、エネルゲイア ...

立野清隆, 2004

スピノザーナ 3: スピノザ協会年報 2001/2002 - 14 ページ

つまりは「現勢態(おめ)」ないしはエネルゲイアとの対関係のもとでとらえられた「潜勢力」のことなのです。だとすれば、アガンベンがここでネグリからとりだそうとしている方向は、ネグリ自身が深層としての内在性という観念を破壊して内在性についての表層の読み ...

スピノザ協会, 2002

対話論神学の地平: 私の巡礼のなかから - 208 ページ

私の巡礼のなかから 延原時行 208 本章では、この問題に至るまでの神学的道程を、諸宗教の神学内部の問題性としてのキリスト中心主実性の現勢的力(エネルゲイア)は、招喚する者(チ。〇ョミ卜。 2115 】としての神である、というところにある。の内には現実 ...

延原時行, 2006

自分のアタマで「深く考える」技術 - 55 ページ

小川仁志 155 (第 4 章)「いままでにない発想」を生み出す だ。哲学者でも、アリストテレスは、万物を生成と運動という視点でとらえ、完成の可能性を秘めた状態を「可能態(デュナミス)」と呼んだ。そして、この可能態が完成すると「現実態(エネルゲイア)」になる ...

小川仁志, 2014