«ふさぎ‐の‐むし»に関連する日本語の本
以下の図書目録から
ふさぎ‐の‐むしの使いかたを見つけましょう。
ふさぎ‐の‐むしに関する本と日本語文献で使われた文脈を提供するための簡単な抜粋文。
そういう、波状的に襲ってくる陰鬱な、やりきれない気分を、折口は「ふさぎの虫」ということばで何度か言いあらわしている。独り身の気安さに、うっかりして、若やいだ心で暮してゐるが、今度も年譜を序でることになって、ふいとふさぎのむしが頭を拾げて来た。
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Shisetsu Origuchi Shinobu - 213 ページ
そういう、波状的に襲ってくる陰鬱な、やりきれない気分を、折口は「ふさぎの虫」ということばで何度か言いあらわしている。独り身の気安さに、うっかりして、若やいだ心で暮してゐるが、今度も年譜を序でることになって、ふいとふさぎのむしが頭を拾げて来た。
まれびと論 Yasaburō Ikeda この『桐の花』の使用例を折口が見たとしても、わたしの採取した折口の場合の最初の例は、大く。ふさぎの虫がし V ^ 1 ^く募る。苦しい、苦しい、奈何かしてくれ、真赤な地獄絵の映画が、キラキラキラキラ俺の後脳に烙きつどうふいる ...
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単語大系 - 第 4 巻 - 1609 ページ
... がる(ふさがる) [自動]ふさぎ[名(転生) ] 1259 苦しみ塞ぎ(ふさぎ) [名(転生) ] 1259 苦しみ 1841 自 2153 遮断 2200 閉鎖塞ぎ込み,塞込み(ふさぎこみ) [名(転生) ] 1259 苦しみ塞ぎ込む,ふさぎこむ,塞込む(ふさぎこむ) [自動]塞ぎの虫,ふさぎの虫(ふさぎのむし) ...
池原悟, NTT コミュニケ-ション科学研究所,
1997
むすびの文学 森安理文, Shinobu Origuchi 古来文人の常であるとはいえ、少々あっけにもとられる。しかも「ふさぎのむし」という語について. .池田弥三郎は^急激であざやかな展開である。「あきらめ」と、「ふさぎのむし」駆除による大転換である。感情の起伏の烈 ...
森安理文, Shinobu Origuchi,
1992
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折口信夫研究 - 第 7 巻 - 85 ページ
それを、二葉亭など、秀れた文学者が、欧米語の翻それはともかくとして、この語などは、近世以前に、あるにはあったが、明治になってからは、ほしとなったものは、もっと別にあったのかもしれぬ。ずいぶん長い間、ふさぎの虫は、折口の腹中にじっとひそんで ...
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Ikeda Yasaburō chosaku shū - 第 7 巻 - 85 ページ
それを、ニ葉亭など、秀れた文学者が、欧米語の翻それはともかくとして、この語などは、近世以前に、あるにはあったが、明治になってからは、ほしとなったものは、もっと別にあったのかもしれぬ。ずいぶん長い間、ふさぎの虫は、折口の腹中にじっとひそんでいた ...
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逆引き広辞苑: 第5版対応 - 592 ページ
虫形虫虫虫僂水虫虫虫脂 1 ^鞋し^ ^虫節ほ虫地虫座ろ寒ざ^虫し^虫地旋旋^虫虫田 1 " 1 ^ 1 虫虫^ 1 虫ふ一 1 ^ "虫" 1 " 1 一虫 ... がねむし【針金虫】はねむし【跳ね虫】はねむし【羽根虫】のむし【素】しょ 5 のむし【小の虫】くさぎのむし【奥木の虫】ふさぎのむし【 ...
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知ってるようで 知らない日本語 完全版: - 215 ページ
7 り、ふさぎの虫」にとりつかれたり、虫」は、何か原因不明の悪者といっていい。また、睡を古くはつ」といったので、「虫づ(ず)」は、なんとなく出てくる睡」のこと。だから、虫睡」の字をすっところから、「虫酸」という当て字もできて、いまはこのほうが勢力がある。