«ややこ‐おどり»に関連する日本語の本
以下の図書目録から
ややこ‐おどりの使いかたを見つけましょう。
ややこ‐おどりに関する本と日本語文献で使われた文脈を提供するための簡単な抜粋文。
とにかく、「ややこ」の歌^は『近代耿謡集』のなかに入つている『おどり』にみられるものがあるが、その歌詞は、あきらかに、恋の歌であつて、幼童の踊の歌詞にふさわしくない。しかしなお、この歌詞がはたして、天正の頃のものか、あるいは慶長初年のそれと ...
いずものおくに舞伎は、安土桃山時代から江戸初期)はにかけて、「かぶきおどり」で一世を國國した出雲阿国に始まるとされる。出雲阿国の伝記 ... 巫女だったという。この年、奈良の蔵田郡國で「加賀国八才十一才ノ童」がややこ踊りを踊ったという『説離職日置 ...
3
黄金文化と茶の湯: 安土桃山時代 - 10 ページ
にしのとういんときよしけいちょうこ踊り」を演じたと記されています。また、西洞院時慶『時慶卿記』には慶長五年(一六〇〇)に、京都で国、穀という女性芸能者が「ややこ踊り」を演じたとも記されています。「ややこ」とは徹郷と表記して赤子を指しますが、「ややこ ...
と谷々のきりも深さを海かとて波かと思へば松風のおといまでも因幡地方では赤ん坊のことを「やや」というから、ややこ踊りは赤ん坊踊りという意になるが、かわいらしい子どもの踊りをややこ踊りと呼んだのであろう。はじめ子どもの踊りであったややこ踊りが、 ...
服部幸雄 第二ややこ踊考 1 四七しているが十分とはいえない。ややこ踊の実態を解き明かしてこそ、はじめて伊原氏の誤りがはっきりするのである。 3 この伊原氏の明らかな誤解については、既に原田享一氏が、旧記が念仏踊とややこ踊とを並記したことを挙げ ...
三ややこ踊と緩子舞多くの研究者が績子舞の姿を見て、歌舞彼踊に似ている、これまで文敵や絵巻物でしか知らなかつた女歌舞彼踊の絵姿によく似ている/と感じましたが、同時にこの伝承芸能の名前に付けられている「緩子」ということばに着目しました。「績子 ...
8
踊りの宇宙: 日本の民族芸能 - 56 ページ
日本の芸能史を通じては、女プロパーの芸能は古代に多く、中世以降になややこ辞ると少なくなるが、それでも、このように、祭事色を底に持つもので女ならではのものが、いろいろあった。「ややこ踊」もその一つであろう。戦国時代も織田信長が天下を取って、 ...
だが、ややこ踊りは本来可憐さを掛でる芸能であり、その意味からすれば芸よりも若さや美貌のほうが大切な要素となる。では、阿国の成功の因は何なのか。諸書の伝えるところを掛酌してみると、それは結局、時代の風潮を大胆に舞台の上にとり入れたこと、 ...
妻工戸時代に出雲大社の巫女であった阿国が布教活動として諸国を巡回し、男装して踊った踊りが「ややこ踊り」あるいは「かぶき踊り」などと呼ばれたのが始まりとされています。その後、女性ではなく男性が踊る歌舞伎踊りが栄えて、現在の男女が踊る日本 ...
